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グルテンフリーダイエットって実際どうなの?

小麦アレルギーやセリアック病といった小麦由来で発症する症状を回避するための食事療法であるグルテンフリーですが、昨今では海外アスリートやモデルなどがSNSでグルテンフリーについて発信していることから美容法やダイエット法のように捉えている方が多いように思います。

「グルテンフリーダイエット」というワードも目にする機会が多くなりました。

今回は、そんな「グルテンフリーダイエット」の本質についてシンプルに解説していきます。

よろしければ参考にしてみて下さい。

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「ダイエット=痩せる事」ではない

まずはダイエットという言葉の意味について解説しておきますが、多くの日本人の認識は「ダイエット=痩せる(体重を落とす)こと」といって過言はないでしょう。

しかし、「ダイエット」という言葉の意味には「痩せる」や「減量」といったものは無く、食事法や食事療法、健康維持のために制限された規定食というのが本来の意味となっています。

つまり、グルテンフリーダイエットの本来の意味合いを考えた時に、「グルテンフリー食事法」というニュアンスとなり、食事療法の一種と解釈するのが自然というわけですね。

標準体型~痩せ型の減量には不向き

前述したとおり、「グルテンフリーダイエット=痩せる」という医学的・科学的根拠は無く、グルテンフリー食材を取り入れる事で直接的に脂肪を燃やしたり基礎代謝をアップさせたりするわけではありません。

更にはグルテンフリーの食材が低カロリー低糖質というわけでもありません。

小麦の代用食材の代表格が米粉やとうもろこし粉ですから、カロリーや糖質の部分は大差なしです。

そんな中でグルテンフリーが痩せる事に繋がる要素を挙げておくと
・グルテンは砂糖よりも血糖値を上げる
・ハイカロリーなメニューが自然と淘汰される
・グルテン依存(小麦依存)からの脱出

といった感じでしょうか。

1つめについては、血糖値が上がりやすい状態を作る事は脂肪を蓄積させやすくする事に繋がりますので、グルテンを含まない食材に置き換える事によって脂肪を蓄積させづらくする→肥満の予防になる。

2つめについては、小麦を避ける事によってラーメンやピザ、菓子パンやハンバーガー、ケーキやクッキーなどのハイカロリーな食べ物を自然と回避する事に繋がる→肥満の予防になる。

3つめについては、グルテンが体内で分解されるにあたって「エクソルフィン」という脳内麻薬のようなポリペクチド(たんぱく質)にも分解され、それによって特に空腹でもない時にも菓子パンやラーメンなどの小麦食品を欲するようになる一種の依存状態を引き起こしてしまう→グルテンを避ける事で予防できる。

という感じで、肥満や肥満予備軍的な人にとっては効果が望める要素はあると言っても良いですが、標準体型~痩せ型の人のダイエットにはあまり向いていないと考えられます。

安易なグルテンフリーダイエットは栄養が偏る可能性も

当たり前ではありますが、小麦(小麦粉)に含まれる成分はグルテンだけではありません。

主食系の食べ物=炭水化物みたいな認識もありますが、小麦にはビタミン類やミネラル類、食物繊維なども豊富に含まれています

肉や魚、野菜や果物などで栄養は事足りていると思っている方も、意外と主食の栄養に助けられているケースがあります。

つまり、「とりあえず小麦系全部食べないようにしよう!」という安易なグルテンフリーダイエットは、それまでの栄養バランスを崩し、体調を崩す可能性もあります

小麦が持っている栄養を理解した上で、それを補填するサプリや食品を頭に置いてスタートする事が大切です。

まとめ:ダイエット目的ではなく健康目的で取り入れる事が大切

グルテンフリーダイエットについて、本質の部分をシンプルに解説してみました。

どちらかというと体質を正常に戻すための健康法といった意味合いが強い方法ですので、日本人がイメージする「ダイエット」からは少々遠い存在になるかと思います。

「ただ体重を落としたい」という時には不向きと言って良いでしょう。

とはいえ、食生活が乱れがちな方や肥満レベルで太っている方にとっては「ダイエット」として有効な手段ですので、そういった方は視野に入れていただければと思います。

何事もやりすぎは禁物ですので、最初は1日のうちの1食を置き換えるくらいからスタートしてみると良いでしょう。

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