
最近はグルテンフリーやオーガニックなど、より健康志向が高まりつつあります。
そんな中、カレーもカレールーではなくカレー粉で作る人が増えてきているのをご存知でしょうか。
カレー粉から作った事が無い人は「水っぽくなりそう」「大変そう…」「めんどくさそう」といった不安があるかと思いますが、実際に作ってみると、作る時間は大差ありませんし、分量や辛さの調整の自由度も高いですし、普通のカレー・キーマカレー・スープカレー・カレーコロッケなど、カレー粉を1つ用意するだけで料理のバリエーションも増えます。
添加物や油脂などの問題も避けられますし、私からすれば「なんでカレー粉から作らないんだろう?」と思うほどです。
今回は、通販で簡単に手に入るカレー粉を色々紹介していきますので、普段カレー粉から作っている人も、これから初めて作ってみようと思っている人も、気になる商品があればチェックしてみて下さい。
後半ではカレー粉でカレーを作る際に「これを入れたら美味しくなるよ!」という食材の紹介もしますので、併せてチェックしていただけたらと思います。
Contents
おすすめのカレー粉9選
※商品の参考価格は2020年10月時点のもので、全て税込価格です。
S&B(エスビー) カレー 赤缶
《商品情報》
参考価格:484円(Amazon)
内容量:84g
《原材料》
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴ、その他香辛料
「赤缶」の愛称で親しまれるカレー粉界の定番中の定番商品です。
30種類ものスパイスをバランス良くブレンドし、なんと1923年にはその原型が作られていたという歴史の深いカレー粉なんですね。
スーパーなどでも簡単に手に入りますので、最初のカレー粉としてもオススメです。
小さい容量のものから大容量のものまで、様々なサイズで販売されているのも人気・定番商品ならではと言ったところでしょうか。
S&B(エスビー) ナチュラルピュアカレーパウダー
《商品情報》
参考価格:556円(Amazon)
内容量:30g
《原材料》
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、赤唐辛子、こしょう、ちんぴ、香辛料
こちらもエスビーの商品で、赤缶よりは高級なラインです。
原材料の表記はほぼ同じですが、配合のバランスや”香辛料”の部分に違いがあるのか、赤缶とは風味のキャラクターが異なります。
実際に使った印象としては、赤缶と比べてスパイシーな香りが強めでしたので、やや大人向けかな?という感じでしたね。
赤缶とは違って、スーパーではあまり見掛けない商品です。
新宿中村屋 純カリー粉
《商品情報》
参考価格:420円(Amazon)
内容量:40g
《原材料》
ウコン、コリアンダー、アニス、クミン、メッチ、マスタード末、赤唐辛子、シナモン、カルダモン、黒こしょう、その他香辛料
昭和2年から喫茶(レストラン)でカリーライスを提供していた老舗・中村屋のカレー粉です。
スパイスの香りがマイルドなため、和風カレーやカレーうどんなどを作る際にもオススメです。
ちなみに筆者が愛用しているカレー粉はこれですので、個人的にはイチオシですね。
GABAN(ギャバン) 純カレーパウダー
《商品情報》
参考価格:905円(Amazon)
内容量:220g
《原材料》
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、ブラックペッパー、みかんの皮、ジンジャー、唐辛子、カルダモン、フェンネル、シナモン、その他香辛料
コショウなどのスパイスで有名なGABANから発売されているカレー粉です。
今回紹介する中では最も容量が多く、コスパは抜群に良いと言えます。
クセが無く食べやすいという評判が多い商品ですので、スパイス感が強すぎないカレーが好きな方にはオススメです。
GABAN 手作りのカレー粉セット
《商品情報》
参考価格:595円(Amazon)
内容量:100g
《原材料》
ターメリック、クミン、コリアンダー、陳皮、フェネグリーク、フェンネル、シナモン、カエンペッパー、ガーリック、ジンジャー、ディル、オールスパイス、カルダモン、クローブス、スターアニス、セイジ、タイム、ナツメグ、ブラックペッパー、ベイリーブス
こちらもGABANの商品ですが、純カリー粉とは違って「カレー粉からカレーを作るためのキット」のような商品です。
カレー粉はスパイスごと小分けにされており、レシピも同封されているという親切仕様ですので、ブレンドされた状態のカレー粉で作るよりも本場の気分を味わえる商品と言えるでしょう。
20皿分で600円弱とコスパも高いので、価格面でも充分オススメ出来る商品ですね。
ナイル商会 インデラ カレー スタンダード
《商品情報》
参考価格:1,100円(Amazon)
内容量:100g
《原材料》
ターメリック、コリアンダー、チンピ、クミン、フェネグリーク、ナツメグ、シンナモン、フェンネル、赤唐辛子、ジンジャー、クローブ、スターアニス、カルダモン、甘草、ブラックペッパー
厳選された本格的な素材で作られているという本場さながらのカレー粉です。
芸能人のタモリが作るタモリカレーにも使われており、カレー通が愛するカレー粉と言えます。
スーパーなどで販売されているところは見たことがありませんので、通販で手に入れるのがスムーズかと思います。
インデアン食品 インデアン 純カレー
《商品情報》
参考価格:1,361円(Amazon)
内容量:400g
《原材料》
ウコン、コリアンダー、チンピ、クミン、メッチ、フェンネル、赤唐辛子、シナモン、ナツメグ、クローブ、オールスパイス、ローレル、ジンジャー、ブラックペッパー、ガーリック
本場風のパッケージですがれっきとした日本企業の商品であるインデアン純カレー。
外装だけでなく中身も本格派で、世界中から厳選したスパイスを独自配合して作られており、ネットの口コミでは「深みのある味」という評判の多い商品です。
大容量の商品ですので、コスパの面でもオススメですね。
C&B 純カレーパウダー
《商品情報》
参考価格:2,000円(Amazon)
内容量:400g
《原材料》
コリアンダー、ターメリック、ブラックペッパー、クミンシード、フェヌグリーク、その他
字面がS&Bに似ていますが、こちらはコーヒーで有名なネスレが発売しているC&Bのカレー粉です。
実は明治初期に海外から初めて輸入されたカレー粉がこちらのC&Bのカレー粉で、最も歴史の深いパイオニア的な商品なんですね。
「インドカレー系のカレー粉よりは辛みが控えめ」という内容の口コミが多く見られました。
アナン カレーパウダー スタンダード
《商品情報》
参考価格:998円(Amazon)
内容量:60g
《原材料》
ターメリック、コリアンダー、クミン、レッドペッパー、オニオン、チンピ、フェンネル、ジンジャー、ガーリック、パプリカ、メッチ、シナモン
創業62年のスパイス商が手掛けた本格的なカレー粉です。
大手メーカーの商品やスーパーで購入可能な商品では満足できていないこだわり派の方にオススメですね。
170gのサイズも販売されていますので、最初は小さいサイズで試して、気に入ったら大容量の商品を買うのが良いかと思います。
カレーを美味しくするおすすめ材料

ここからは私の経験上で、「これ入れたら美味しくなるよ!」という材料について紹介していきたいと思います。
カットトマト
まずはカットトマトですね。
これはカレーのベースに使うもので、水を使わずにカットトマトの水分で賄います。
ホールトマトよりもカットトマトの方が食感が残るのでオススメです。
ちなみに画像のカットトマトは私がいつも使っているものと全く同じですね。
炒め玉ねぎペースト
これは素晴らしい時短アイテムですね。
パッケージには「カレーの玉ねぎはこれだけ」と書いてありますけど、私はこれと別で具材としての玉ねぎも入れます。
自分で飴色玉ねぎを作るのも良いんですけど、正直こっちの方が完成度が高いので愛用していますね。
煮込むタイミングで入れるのがオススメです。
ワイン(主に赤)
トマトをベースに使わないときはワインをベースに作るのがオススメです。
玉ねぎとお肉をしばらくワインで煮込んでから仕上げていく感じですね。
高いワインを使う必要は無いので、数百円レベルのものでOKです。
具材が浸る程度のワインで煮込んで、そのあとにカットトマトを入れるのも美味しいのでオススメです。
バター
価格は張りますけど、カレーの仕上げに欠かせないのがバターですね。
バターを使って具材を炒める方法もあるのですが、私は仕上げに投入する方がオススメですね。
塩味は別で付けるので食塩不使用の方が良いかと思います。
ローリエ
ローリエを入れて煮込むと、一気にお店っぽいカレーの香りになります。
画像のGABANのローリエは実際に私が使っているものなんですけど、結構な枚数が入っているので1回1マイペースだとかなり長持ちします。
本格的なカレーを作る時には必須アイテムと言えるかもしれません。
白だし
蕎麦屋のカレー的な和風カレーを作る時は白だしがあるとすごく本格的になります。
むしろこれだけでほぼ味が決まるので、めちゃくちゃ便利ですね。
私の経験上ではこの画像の白だしが一番美味しいのでオススメです。
まとめ

今回は通販で手に入りやすいカレー粉と、カレーを美味しく作るためのオススメアイテムを紹介してきました。
カレー粉から作るカレーはヘルシーですし、キーマカレーやバターチキンカレーみたいな本格的なものも簡単に作れるようになりますので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてほしいですね。
カレー粉で作るカレーについては下記の記事でも書いていますので、よろしければ併せて読んでみて下さい。
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