
ピクルスというと何を思い浮かべますか?
一番身近なのはハンバーガーの具材として入っているものでしょうか。
あれが嫌でピクルス自体が苦手になってしまったという人も多いかと思います。
しかし、タルタルソースは大丈夫だったり、市販のビン詰めのものを食べてみると大丈夫だったり…という感じで、意外と先入観で嫌ってしまっている人が多いような気がします。
今回はそんなピクルスにフォーカスを当てて、「食べた方が良い」とされる理由やオススメ商品について解説していきます。
よろしければ参考にしてみて下さい。
Contents
お酒を飲む人は「おつまみにピクルス」がオススメ!

今回ピクルスを紹介しようと思ったキッカケが、「お酒を飲む人にこそオススメしたい!」という効果がいくつかあったからなんですね。
まずはその効果について解説していきましょう。
二日酔い予防効果
ピクルスには肝臓の働きを活発にする作用があります。
肝臓の働きが活性化される事によって、アルコールの分解がスムーズになりますので、翌日に残りづらくなるという事なんですね。
これは主に酢(酢酸・クエン酸)の働きですが、ピクルスの漬け汁はナトリウムイオン(電解質)の補給に効果的とも言われています。
アルコールの分解時には水分が必要で、体内が脱水状態になってしまうリスクがありますが、その際の水分補給を効率的にしてくれるという作用がピクルスの漬け汁にあるというわけです。
バーに行くとピクルスがおつまみとしてメニューにある場合が多いですが、非常に理に適ったチョイスなんですね。
血液サラサラ効果
ピクルスにはアラニンやロイシンといったアミノ酸が含まれており、これらのアミノ酸には善玉コレステロールを増加させる作用があるとされています。
これによって血液中に悪玉コレステロールが留まる事を防げますので、結果として血液サラサラ効果があると言えるわけですね。
前述もしましたが、アルコールの分解時には体内の水分を必要するため、お酒で水分は摂取しても体内では脱水状態になり、血液もドロドロになるリスクが高まりますので、この効果はありがたいですよね。
ピクルスの主な原料となっているキュウリは水分やカリウムが豊富ですし、少なくとも乾物を食べながらお酒を飲むよりは断然オススメなんです。
お酒を飲む際はぜひピクルスを一本丸かじりしながら飲んでいただきたいですね。
ピクルスの良さは「酢」を効率的に摂取出来る事

ピクルスを食べるにあたってのメリットは、何といっても酢の成分である酢酸やクエン酸を効率的に摂取できる事です。
酢酸は
脂肪の蓄積予防
整腸作用
クエン酸は
疲労回復
食中毒予防
熱中症予防
血流改善
脂肪燃焼
便秘解消
ストレスの緩和
といった効果が望め、健康だけではなく美容やダイエットにもオススメです。
同じような性質を持つ食品として梅干しなどもあり、クエン酸に関してはレモンを始めとする柑橘系のフルーツにも含まれていますので、それらの食材とローテーションしつつ摂取する事で、単一の食材に飽きるというリスクも避けられるかと思いますね。
食べ過ぎは×

ピクルスに限らず何の食材でもそうですが、健康に良いからといって単一の食材を過剰に摂取するのはNGです。
市販されているビン詰めのピクルスには塩分や糖分も多く含まれていますし、酢の過剰摂取に関しても胃に負担が掛かってしまうリスクがあります。
一日の摂取目安料は100gほどとされていますので、一気に食べ過ぎないように注意しましょう。
おすすめの市販ピクルス3選
成城石井 ピクルス ガーキンス
個人的に最もオススメのピクルスがこちらの成城石井の商品ですね。
適度に甘みがありつつ酸味やマスタードの風味もあるので、かなり日本人向けの味付けとなっているピクルスです。
あくまで私の主観ではありますが、「ハンバーガーのピクルスが苦手」という人でも食べやすいかと思います。
価格も安価ですので、最初の1本としてもオススメです。
SO ディルピクルス
こちらは甘さの無いピクルスで、「マクドナルドのピクルスに近い」という口コミ多数の商品です。
いわゆる一般的なイメージのピクルスが食べたい場合に非常にオススメで、塩気がやや強めで甘さが無いので料理に使いやすいのが特徴と言えるでしょう。
成城石井の商品とは真逆で、ハンバーガーのピクルスが苦手という人にはオススメ出来ませんが、好きな人にとってはたまらない商品ですね。
ヘングステンベルグ ガーキンス
こちらも定番的な商品ですが、甘さ・酸っぱさ共にマイルドで、クセが少ないピクルスと言ったところでしょうか。
単体で食べると少々物足りない気もしますが、フラットな味付けなので料理には合わせやすいです。
容量が大きめですので、ピクルスが苦手な人が克服するための1本目にはあまりオススメしません。
比較的フレッシュ感が強めで、歯ごたえもあります。
ピクルスは簡単に自作出来ます!

上ではオススメの商品を紹介してきましたが、ピクルスは簡単に自作できますし、塩分や糖分が気になる方は自作の方が良いかと思います。
使う材料は、
きゅうり
酢
塩
砂糖
鷹の爪
ローリエ
ニンニク
といった感じで、野菜はきゅうりじゃなくてもOKです。
キャベツやニンジン、ナスやダイコン、トマトなどもピクルスになりますし、日本でいうところの浅漬けや糠漬け感覚で漬けられます。
下記のリンクは色々漬けてるピクルスのおすすめレシピですので、作る際は参考にしてみて下さい。
「漬け汁作るのめんどくさい!」「いろんな調味料買うのめんどくさい!」という人向けに、オタフクソースで有名なオタフクから漬け汁として使える商品が販売されていますので、これに野菜を漬けておくだけでも自作可能です。
漬けて1週間くらいは日持ちしますし、日が経つごとに味の変化も楽しめますので、一度は自作してみる事をオススメします。
まとめ
ピクルスの素晴らしさについてシンプルに解説してきました。
最初に食べたピクルスが美味しくて苦手になった方、「ピクルス=まずい」みたいな先入観で苦手意識を持っている方もいるかと思いますが、この機会にチャレンジしてみてほしいですね。
今回紹介した中でも成城石井の商品は特にオススメですので、苦手を克服していただきたいです。
ピクルスには
手軽に食べられる
栄養が豊富
コスパが良い
という3要素が揃っていますので、ハンバーガーやタルタルソースでたまに食べるだけでなく、普段の食生活に取り入れてみて下さい。
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