
年末になると蕎麦(そば)への注目度が一気に集まりますよね。
有名なお店の蕎麦は予約で完売してしまい、スーパーなどでも美味しい蕎麦が手に入らないという経験をしたことがあるのは私だけではないはずです。
そこで今回は、ネットで簡単に購入可能な乾麺の蕎麦商品をピックアップして紹介していきます。
乾麺なら大晦日が終わっても保存が効きますし、美味しい蕎麦なら日常の食生活にも採り入れられますよね。
今回紹介するのは口コミで人気の商品ばかりですので、よろしければ参考にしてみて下さい。
Contents
乾麺の蕎麦商品おすすめ5選

霧しな そば湯まで美味しい蕎麦 黒
蕎麦の殻も引き込んだそば粉を使用しているため、一般的な蕎麦よりも黒く、風味をしっかり残している商品。
藪蕎麦をイメージし、3種類の太さの麺を混ぜる事で本格的な食感も兼ね備えています。
品質や量に対してコスパも非常に高いので、乾麺のそばで最もオススメしたい商品です。
上で紹介している商品の白バージョンですね。
こちらは蕎麦の殻ではなく甘皮部分を引き込んだ蕎麦粉を使用し、蕎麦殻とはまた違った風味があります。
更科蕎麦を意識した細く白い麺で、口当たりの良さと風味のバランスがとれているオススメ商品です。
かじの 伝統の二八そば
蕎麦粉割合80%のいわゆる二八蕎麦の商品の中でも最もオススメの商品です。
蕎麦の風味も感じられ、しっかりとした蕎麦湯も取れる一挙両得の乾麺と言えます。
茹でる際に少々コツが必要ではありますが、安価で本格的な蕎麦が食べられるという意味ではメリットの多い商品です。
麺匠戸田久 南部味そば
厳選された玄蕎麦(殻つきの蕎麦の実)を自社製粉し、香りや風味を損なわないように乾麺に仕上げた商品。
単品購入も可能ですが、送料の関係で20袋での箱買いがオススメです。
「乾麺とは思えない歯ごたえや食感」という口コミも多く、蕎麦好きも納得させる逸品です。
信州ほしの 信州田舎そば 小諸七兵衛
人気番組「マツコの知らない世界」でも紹介された商品。
独自製法である”もみ切り打ち”仕上げによって、歯ごたえのある麺に仕上がっています。
蕎麦感はやや控えめですが、クセが無くツルツルと食べられますし、茹でる際のコツもあまり必要ありませんので、普段料理をされない方にもオススメです。
蕎麦の茹で方のコツ
お湯はたっぷり&沸騰はしっかり

乾麺の蕎麦を茹でる際、乾麺100gにつき1.5~2リットル程度のお湯で茹でる事が目安とされていますが、麺の量よりも鍋の7~8分目のお湯と考えた方が良いです。
たくさん茹でる際は、茹で途中の麺で鍋がいっぱいにならないように、大きめの鍋を用意しましょう。
そして、お湯はグラグラとしっかり沸騰した状態にしてから茹で始める事が大切です。
沸ききっていないお湯で茹で始めてしまうと、芯が残った食感に仕上がってしまったり、麺同士がくっついてダマになりやすかったりと失敗の原因となります。
また、「沸騰して吹きこぼれそうになった時に水を加える」という対処法がありますが、極力火加減の調節で解決するようにした方が麺の茹で上がりで失敗する可能性が低くなりますので頭に置いておきましょう。
茹で上がったら冷水で”もみ洗い”
これは蕎麦粉割合が低めの乾麺の場合ですが、茹で上がった後は流水でしっかりぬめりを流します。
流水で麺の熱を取ってからは、両手を使ってもみ洗いをすると、そば同士がくっついたりしてしまう失敗を避けられます。
蕎麦粉割合の高いそばは中~上級者向け

二八蕎麦や十割蕎麦のように蕎麦粉割合の高い蕎麦は、蕎麦粉割合の低い蕎麦と比べて失敗を招きやすいです。
蕎麦粉の割合が多いという事は繋ぎの割合が少ないという事ですので、茹でている時に混ぜすぎると麺が切れてしまいます。
そして、混ぜなさすぎたり鍋のサイズに余裕が無かったりすると、茹でている段階で麺同士がくっついてダマになってしまいます。
ここでも「お湯をしっかり沸騰させる」という事が大切で、お湯の気泡で麺を対流させ、少しだけ箸で混ぜてあげる事で失敗のリスクは減ります。
さらに、茹で上がった後に冷水でしめる際は、麺に勢いよく流水を当ててしまうと麺が切れる原因になります。
ザルとボウルを用意しておき、ボウルに冷水を入れてザルに入った蕎麦を浸し、麺を優しく洗う→水を変えるという工程を数回繰り返してしめるのが理想です。
「蕎麦の栄養をより多く摂りたい」「小麦粉が入ってる蕎麦は嫌!」といった考えで十割蕎麦を買う方も多いかと思いますが、せっかくの蕎麦を台無しにしないためにも、茹でるコツは押さえておいて損はないかと思います。
まとめ

乾麺の蕎麦のオススメ商品と、乾麺の茹で方のコツについて解説してきました。
今回紹介した商品以外にも山のように乾麺の商品は存在しますが、今回紹介した商品は特に人気の商品たちですので、気になる商品があればチェックしていただけたらと思います。
茹で方については、お湯は多め・しっかり沸騰・丁寧に洗うを意識する事が大切で、蕎麦粉割合が多くなると扱いが繊細になるという事を知っていただければという感じですね。
ぜひ参考にしてみて下さい。
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